大黒屋光太夫についての癖になるごきげんな情報集めてます。
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大黒屋光太夫(上巻) [ 吉村昭 ]のレビューは!?
30代 女性さん
吉村昭さんの小説は、私は大ファンでいろいろ集めながら読んでいるのですが、 さらに好きな漂流物と聞き、ポイントもあったので購入してみました。 いやー、これは、買ってよかったと本当に思える本でした。 主人公は、船での航路の途中、漂流してしまい、ロシアに流れ着きます。 そこでの話や、ロシア政府の考え、仲間の心の葛藤、人の温かさなど たくさんの名シーンがあります。 続きがとっても気になるので、さっそく下巻も買っちゃいました。 読むのが楽しみです。
30代 女性さん
風雲児たちを読んだら読みたくなってしまいました。まだ届いていませんが。楽しみにしています。
50代 男性さん
江戸時代後期、廻船の船頭をしていて、ロシアに漂流した大黒屋光太夫のお話です。 ジョン万次郎はとても有名ですが、他にもこのような方がいたのですね。
20代 男性さん
なので購入しました。 通俗的な作家が同じ大黒屋光太夫の物語で小説を発表していますが、吉村昭のように大黒屋光太夫の生地まで足を運び、丹念にそして誠実に史料を探して、少しでも実相に近づこうとした作品とでは面白さが違いました。 また、「事実は小説よりも奇なり」という格言のとおり、大黒屋光太夫の辿った道程は、通俗的作家の小説よりも「奇」であるようでした。 思い込みで歴史に触れるのは禁忌である、と強く考えさせられる一冊です。
50代 男性さん
一言で大変おもしろい内容です。引き続き下巻を読破中。全体の感想は上下巻を読んでからにします。
40代 男性さん
吉村氏の漂流小説は、全てが緻密な取材に基づき事実を忠実に再現している。読んでいると、まるで自分がその場にいる臨場感にとらわれる。厳冬のロシアで、寒気に苛まれるシーンでは、思わず身震いした。
30代 男性さん
江戸時代に、日本の船が難破してロシア人に助けられ、都で皇帝に謁見して帰国させてもらう物語です。 自らの意志で未知の世界へ挑む冒険譚ではなく、あくまで、漂流者が他者に助けられて完結するお話です。だからこそ、主人公に同情を寄せ、共感できるところが大きいです。